- 投稿 2021/02/26
- ニュース

奈良国立博物館が2月25日発表。
斑鳩町の成福寺(じょうふくじ)に伝わる
国重要文化財「聖徳太子立像」
(高さ約84センチ、13世紀)
をX線CTスキャンで調べたところ、
胎内から木造の
「菩薩半跏(ぼさつはんか)像」
(高さ約6・5センチ)
が見つかった。
このニュースの詳細は、毎日新聞を参照。
聖徳太子立像とは?
16歳の聖徳太子が父用明天皇の病気の回復を願って祈りをささげる姿とされています。
菩薩半跏像は宝冠をかぶり、右手のひらを頰に近づけ左足を垂らして座る姿で、太子の建立と伝わる「四天王寺」(大阪市天王寺区)の本尊「救世(くせ)観音像」と同じポーズです。
また、一般的な「如意輪観音」と同様、岩をかたどった台座に安置されています。
成福寺はどこにある?
残念ながら、成福寺は現存しません。
跡地は、「上宮遺跡公園」の直ぐ南にあり、金網で囲まれています。
所在地は、〒636-0113 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺南3−5。
